ワールドコンは、SFファンの集いであるから、SFファンであれば一度は行ってみるものだと思う。
海外SFが好きなら尚更のこと。海外旅行のきっかけを見いだせない場合、いい動機付けであると思う。
ワールドコンはそれだけでもいろいろな企画(パネルディスカッションや、アートショー、ディーラーズルームほか)が行われる。
さらに、作家の自作朗読(英語だけど)も聞けるし、サインをもらえるし、英会話が中学程度の単語力と度胸で十分だということもわかる。
主なプログラムには録音サービスがあるので、後でじっくりヒヤリングの練習も出来る。
ワールドコンはアメリカ合衆国を中心にたまにはヨーロッパなど北米大陸以外でも開催されている。
ワールドコンに参加するには、海外で行われているわけであるから、飛行機(船でも行けなくはないが)を利用することになる。
せっかくの海外旅行であるから、コンベンションの行われる都市へ直行するのもいいが、途中で降りてそこから列車、バスで行く手もある。
今年のワールドコンはシカゴで行われた。今回はサンフランシスコから、AMTRAKでシカゴへ行くことにした。
2泊3日の列車の旅である。途中、山火事や、雷雨で遅れながらも定刻より2時間遅れで着いた。
前回は、メルボルンで行われたが、成田からの直行便がないことを幸いにシドニーから列車で行った。
その前のロスアンゼルスの時は、シアトルからという具合である。
また、開催場所周辺や中継地の観光、ショッピングも出来る。今回のシカゴでは、スー(ティラノサウルス)がフィールドミュージアムに展示されていた。
AussieCon3の時はシドニーでタロンガ動物園へ(今ならFOXスタジオも)、LAConIIIでは会場がアナハイムだったので大会を放りだしてディズニーランドへ行くことも出来た。
今後のワールドコンでは、2003年のトロントならバンクーバーからトロントまでカナダの大陸横断鉄道で。
2005年のグラスゴーが決定したならユーロスターでユーロディズニーランドへ行くことも出来るだろう。